日本IBMとマネーフォワードエックスが、金融機関向けの個客マーケティング支援サービス「XIM-API for DSP」を提供開始し、ユーザーに合わせた金融商品提案を実現。
要約すると日本IBMとマネーフォワードエックス株式会社は、金融機関向けに個客マーケティング支援サービス「XIM-API for DSP」を提供開始しました。
このサービスは、日本IBMの「金融サービス向けデジタルサービス・プラットフォーム（DSP）」と、マネーフォワードエックスの「X-Insight Marketing（XIM）」を連携させたもので、個々の顧客に合わせたマーケティングの実現を目指しています。
DSPは、金融サービス向けにオープンで安定的なクラウドプラットフォームを提供し、デジタル業務から得られるデータと従来の金融システムのデータを統合して活用することが可能です。
一方、XIMは金融データを分析し、ユーザーが必要とする金融商品を自動で提案する機能を持っています。
この機能を利用する金融機関では、自動提案した商品ページのクリック率が平均10％を超え、一般的な広告のクリック率を大きく上回る成果を上げています。
両者の連携により、金融機関は高精度なアルゴリズムを活用して、統合データを分析し、ユーザーのライフイベントに基づいた保険や投資信託、ローンなどの金融商品のニーズを把握し、個別に提案することが可能になります。
さらに、日本IBMとマネーフォワードエックスは、今後もサービスの連携機能の強化に向けた協業を進め、高品質な共通基盤型バンキングアプリの提供や顧客資産の可視化によるマーケティングの高度化を目指すことを発表しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad3ad4e144356cfb06be06199598697630f8231e