トランプ次期大統領がAI・暗号資産責任者にペイパル元COOのデービッド・サックス氏を指名し、デジタル通貨政策の見直しを進める方針を示した。
要約するとトランプ次期米大統領は、ホワイトハウスの人工知能(AI)および暗号資産(仮想通貨)責任者にペイパルの元COO、デービッド・サックス氏を指名したことを12月5日に発表しました。
この人事は、米国のデジタル通貨政策の見直しを進める狙いがあり、トランプ氏はサックス氏が業界に必要な法的枠組みの確立に取り組むと述べています。
サックス氏は南アフリカ出身の52歳で、トランプ氏を支持する起業家たちが集まる「ペイパルマフィア」の一員です。
彼は過去にビットコインの登場がインターネットに革命をもたらすと語り、分散型ウェブの重要性を強調してきました。
トランプ政権では、サックス氏が新設される暗号資産諮問委員会と共に、証券取引委員会(SEC)や商品先物取引委員会(CFTC)の委員長と協力してデジタル通貨政策を見直す方針です。
過剰な規制がイノベーションを妨げるとの考えから、AIや暗号資産の規制を最小限に抑えたい意向が強いことも特徴です。
また、トランプ氏はSECの次期委員長に暗号資産推進派のポール・アトキンス氏を指名しています。
暗号資産運用会社のCIOであるマシュー・ディブ氏は、サックス氏の指名を非常にポジティブな材料と捉え、彼が技術的にも商業的にも優れた能力を持つと評価しています。
さらに、トランプ氏はサックス氏がホワイトハウスの科学技術諮問委員会を率いることも明らかにしました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/427955c3abfd8c29d4e9b250d38bc0046a7ff3bd