東京都内の整形外科で、中国人少年が受けた差別的なアンケート内容が問題視され、病院側は過去のトラブルを理由に説明。外国人患者の受診に関する課題も浮き彫りに。
このアンケートには、「診察料を払わずに帰ることは絶対にありませんか？」や「薬を転売することを考えていますか？」など、差別的と受け取られる内容が含まれていた。
14歳の少年はサッカー中のけがの治療のため、親と共に病院を訪れ、診察前にこのアンケートを渡された。
日本語が理解できる少年は、質問の内容に驚き、病院側に対し「差別だ」と抗議した。
少年の代理人弁護士は、このアンケートが診療を拒否する意図を持っていると指摘し、医師法に違反する可能性もあると主張した。
病院側は、アンケートの内容は過去のトラブルを反映したものであり、すべての外国人に対して同様の質問を行っているため、中国人を特別に差別しているわけではないと説明した。
また、日本に住む中国人の中には、アンケートの内容に理解を示す声もあれば、少年のショックを心配する意見もあった。
外国人患者への診療が敬遠される背景には、言語の壁や文化の違いがあると、東京ステーションインターナショナルクリニックの院長も指摘している。
この一連の出来事は、日本に住む外国人が直面する医療の現実を浮き彫りにしている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f6156f994008b8739028b085d81f18c03b7cfe44
コメントでは、東京都内の病院が実施した外国人患者に対するアンケートが差別的だとする意見と、それに対する理解を示す意見が交錯していました。
多くのコメントは、外国人患者に対して医療機関がリスク管理を行う必要があることを指摘し、過去のトラブルや不正行為の影響を考慮するべきだという意見が見られました。
また、医療費の支払い方法や言語の問題についても言及され、外国人患者が日本の医療制度を利用する際には、事前に必要な情報を理解し、適切な手続きを踏むことが重要だという考えが強調されていました。
さらに、相互主義の観点から、外国人患者にも日本のルールを理解してもらう必要があるとの意見もありました。
全体として、医療機関の立場を理解しつつ、外国人患者との円滑なコミュニケーションと適切な対応が求められていたといえます。
ネットコメントを一部抜粋
日本の様に医療費後払い方式の国が少ないのでは。
実際に海外の露店では、ロキソニンの湿布など、調剤で処方された品が売られています。
この少年たちがショックを受け「差別的」と感じるのも理解できる。
英語・ドイツ語以外を話せる医師は少ないだろうけど、言葉が通じなければ日本人の診察よりも時間を取られて他の患者に迷惑がかかる。
確かに差別的な内容ではあるが、自衛的な意味でそういうやり方を選択することも一定の理解はできる。