韓国の尹大統領が公式活動を行わず、混乱が続く中、弾劾案は廃案に。大統領室の方向性も失われている。
要約すると韓国の尹錫悦大統領は、9日も公式活動を行わず、事実上の蟄居状態に入っています。
これは、7日の国会の本会議で「非常戒厳」を宣言した尹大統領に対する弾劾案が採決されたものの、与党「国民の力」の議員のほとんどが採決前に退席したため、投票数が規定数に達せず、廃案となったためです。
国民の力の韓東勲代表と韓悳洙首相は8日に共同で談話を発表し、尹大統領に「秩序ある退陣」を求め、任期短縮の意向を示しましたが、尹大統領はこれに対して反応を示していません。
9日には韓首相との週例会合が予定されていましたが、取りやめとなり、大統領が主宰する首席秘書官会議も開かれない見込みです。
尹大統領は7日の談話以降、公の場に姿を見せておらず、沈黙を続けています。
この間、大統領室も方向性を失い、混乱が見られます。
国政課題や懸案に関する記者会見や報道発表も行われておらず、職員は通常通り出勤しているものの、積極的な対応は見られず、国会の動きを見守っています。
また、検察と警察の捜査が加速しており、家宅捜索に備える動きも見受けられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fdefe9f14c0d51f974549e16bb025ba1ec0bf003