山下達郎がライブを途中で打ち切り、体調不良の理由を説明。近年の音楽には苦しさが感じられ、ファンは理解を示すも、質感の変化が懸念されている。
公式サイトでは、山下本人が納得のいくパフォーマンスを提供できないと判断したための決断であると説明されています。
これに先立ち、11月26日と27日に予定されていた大宮公演も風邪のために来年1月に延期されており、ファンの間には心配の声が広がっています。
山下達郎は、常にオリジナルキーを維持し、同じ完成度を追求する職人として知られていますが、最近の彼の音楽には苦しさが感じられます。
ファンは、彼の完璧主義を理解し、体調回復を願う声が多く見られますが、一方で今年の夏にもコンサートを中止していることが気がかりです。
特に、近年の音源においても歌声に違和感を覚える瞬間があり、質感が変わってきていることは否めません。
具体的には、CMソングやドラマ主題歌として使用された楽曲では、高音が出るものの余力がなく、フレーズの中で出力に差が生じていることが指摘されています。
地声と裏声の使い分けにもノイズが入り込み、全体的なサウンドに影響を与えていると考えられます。
近年の山下達郎の音楽は、彼の矜持が滑らかさやしなやかさを奪っているように感じられ、今回の公演中止はその危うさを浮き彫りにしているのかもしれません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/da4f7221fed439079dd8e34914cfa96a1a0d30a3
山下達郎さんのライブ中止に関するネットのコメントは、彼に対するファンの深い愛情や理解が示されていました。
多くのファンは、彼の音楽やパフォーマンスに対するこだわりを称賛し、特に年齢による体力の衰えについても理解を示していました。
コメントの中には、達郎さんの過去の作品への思い出や、ライブでのパフォーマンスの素晴らしさに感動したという声が多く寄せられました。
また、彼の職人気質や完璧主義についても触れられ、時にはその姿勢が厳しい選択を強いることもあると理解されていました。
ライブの中止は残念な出来事でしたが、ファンは彼の健康を第一に考え、今後も素晴らしい音楽を届けてほしいと願っている様子が伺えました。
年齢を重ねる中での葛藤や努力に共感し、彼の音楽と共に歩んできたファンの姿勢が印象的でした。
全体として、達郎さんの音楽に対する愛情や、彼の人間性に対する理解が深いコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
山下達郎の「職人気質」は良く知られた話で、アルバムのレコーディングがスケジュール通り進まず、発表が遅れることはザラにありました。
前半はかなり調子が良かったと聞いているので、1本あたりの時間を減らすか、本数またはもっとスケジュールに余裕を持たすかの変更をすれば質は維持できると思います。
ライブも、クリスマスイブは『何回も聴いたって思われるかもしれませんが、ヒット曲は聴きたい人、その為に来てる人もいるから』と必ず歌ってくれます。
山下達郎さんの音楽とサウンドについての拘りは半端なものではないと思います。
達郎さんが先日のラジオで「歌は肉体労働」と形容していましたが、その通りだと思います。