韓国検察が金龍顕前国防相の逮捕状請求、尹大統領との内乱共謀の疑い
要約すると韓国検察は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に「非常戒厳」を宣言するよう提案したとして、金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官の逮捕状を請求しました。
金氏は内乱の重要な任務に従事し、職権を乱用した疑いが持たれています。
検察は、金氏が尹大統領と共謀し内乱を引き起こしたと判断し、尹大統領を内乱の首謀者と見なしています。
金氏は、戒厳を宣言するよう提案し、国会や中央選挙管理委員会に軍を投入するよう指示した疑いがあります。
金氏はこの行動を認めながらも、違憲や違法性はなかったと主張しています。
内乱罪は最高で死刑に該当する重大犯罪であり、証拠隠滅や逃走の恐れがあるため、逮捕状が請求されました。
逮捕状の審査は10日午後にソウル中央地裁で行われる予定です。
金氏は尹大統領と同じ高校の先輩であり、戒厳が解除された4日に辞意を表明し、尹大統領によって免職されました。
金氏は検察の出頭要請には応じなかったものの、国会で尹大統領の弾劾訴追案が不成立となった後の8日に出頭し、緊急逮捕されました。
この一連の出来事は、韓国の政治情勢に大きな影響を与える可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b48005a98c38a342c2aa2613073e2be37c633322