NHK放送博物館がメディア関係者向けに新たな展示を紹介。2025年のラジオ放送100周年に向け、貴重な資料や体験コーナーが充実している。
要約すると2025年にラジオ放送100周年を迎えるNHKは、東京・愛宕山に位置する「NHK放送博物館」をメディア関係者に紹介するツアーを行いました。
この博物館は、1956年に世界初の放送専門ミュージアムとして開館し、以来70年近くにわたって日本の放送の歴史を伝えるための貴重な資料や機器を保存・展示してきました。
館内には、8K/22.2ch放送を体験できるコーナーや、100年前の高級ラジオ、反射型テレビ、玉音盤、カラー中継カメラ、世界初のハイビジョンカメラなど、多彩な展示が用意されています。
また、愛宕山は東京で最も高い自然地形であり、放送局が設置された歴史的な場所でもあります。
館長の山本雅士氏は、博物館の収蔵資料は約30,000点あり、その中から厳選された300点が常設展として展示されていると説明しています。
特に3階の「ヒストリー」ゾーンでは、1920年代からの放送の歴史を学ぶことができ、貴重な放送機器や資料が歴史的な順序で展示されています。
来年の放送100周年に向けて、展示の一部をアップデートする計画も進行中です。
博物館は、学生や高齢者などの団体客が多く訪れる施設であり、誰でも利用できることから、放送の歴史や魅力を広く伝える役割を果たしています。
展示は「ドラマ」「オリンピック放送」「音楽番組」「こども番組」の4つのテーマに分かれており、訪問者はそれぞれのテーマを通じて放送の進化を体験できます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ba17525e5355a60bcbbb9c7200f6e3fbd8df55f4