韓国の尹大統領が出国禁止に、非常戒厳を巡る捜査が進行中。金前国防長官の供述が重要な証拠となり、政治情勢に影響を与える可能性がある。
要約すると韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が非常戒厳を宣布したことに関連し、法務部は彼に対して出国禁止措置を取った。
この措置は韓国憲政史上、現職大統領が出国禁止となる初めてのケースであり、内乱罪の疑いが持たれている。
法務部の裵祥業(ペ・サンオプ)本部長は、国会で出国禁止の理由を説明し、出国禁止の要請が高位公職者犯罪捜査処(公捜処)と検察から来たことを明らかにした。
尹大統領は来年2月まで外交日程がないため、出国禁止の影響は限定的であるが、非常戒厳に関する捜査は進行中である。
特に、金竜顕(キム・ヨンヒョン)前国防長官からの供述が重要な証拠となっている。
金前長官は、戒厳に関する布告令を尹大統領と話し合ったことを認めており、違憲や違法ではないと主張している。
検察は金前長官に対し、内乱および職権乱用の疑いで拘束令状を請求した。
また、警察特別捜査団は尹大統領に対する緊急逮捕を検討していると発表し、他の高官に対しても召喚調査を行う意向を示している。
これらの動きは、韓国の政治情勢に大きな影響を及ぼす可能性があり、今後の展開が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4c5d8699bbcc1e7dd6c851c89b8ebb3146ff352d