ヤマップが新たに「山歩保険」を発表。歩行距離に応じて保険料が変動し、登山者にとって低コストでの加入が可能に。特別キャンペーンも実施中。
この保険は、登山地図GPSアプリ「YAMAP」の歩行距離データを基にしており、世界初の試みとなる。
保険料は、ユーザーが登山やハイキングで歩いた距離を自動で計測し、1年間の合算距離によって決定される仕組みだ。
具体的には、年間の歩行距離が短いほど保険料が安く、長いほど高くなる。
例えば、年間歩行距離が約100kmの場合、追加保険料は570円程度で、合計保険料は約3,370円になる。
最大で5,350円程度まで上昇する可能性がある。
2023年のYAMAPユーザーの平均年間歩行距離は156kmであり、多くの登山者にとってコストパフォーマンスの良い選択肢となるだろう。
また、ヤマップは2019年から遭難者情報提供依頼フォームを設けており、遭難者の家族や警察からの情報照会を受け付けている。
山歩保険には、遭難捜索の補償(最大300万円)が含まれており、YAMAPのユーザー基盤を活かした目撃情報の収集システムも備わっている。
これにより、登山やハイキングに特化した補償範囲を持ちつつ、保険料を低く抑えることが可能になっている。
特に、頻繁に登山をしないユーザーには、従来よりも安価に加入できるメリットがある。
加入手続きはスマートフォンで完結でき、登山当日でも申し込みが可能だ。
さらに、山歩保険の発売を記念して、山歩保険とYAMAPプレミアム年割プランを同時に申し込むと、YAMAPプレミアム料金6カ月分(4,680円相当)がプレゼントされるキャンペーンも実施されており、期間は2025年1月31日までとなっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3fb3af811744f25ec03e4ada4f1757fa814cd1ec