韓国の与党「国民の力」が尹大統領の退陣を巡る議論を進めているが、大統領室は否定的。弾劾訴追案の採決が迫る中、賛成票が増える可能性も。
要約すると韓国の与党「国民の力」は、尹錫悦大統領の退陣に関する議論を進めているが、難航している。
11日に行われた議員総会では、2月または3月の退陣と4月または5月の大統領選を提案したが、大統領室は退陣を考えていないと否定的な姿勢を示した。
国民の力の韓東勲代表に近い金鍾赫最高委員は、大統領室が「秩序ある退陣」を受け入れない立場であることを明らかにした。
また、憲法裁判所の弾劾審判を受ける意向も示された。
さらに、党内では尹大統領に対する2度目の弾劾訴追案の採決が14日に予想され、賛成票が増える可能性がある。
前回の採決では、国民の力の議員が多数退席し、成立しなかったため、今回は野党と国民の力から8人以上の賛成票が出れば弾劾案が可決される見込みだ。
国民の力内での意見が分かれており、造反票が出る可能性も高まっている。
尹大統領の今後の動向が注目される中、政治情勢は不透明なままである。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fc1446149d680293f5ed80ef3ec9edae9df2cab3