米政府は北朝鮮がロシアに兵力を派遣しているとの報道に懸念を示し、これは朝ロ軍事関係の深化を示す危険な事態と指摘。国連でも制裁違反の可能性が議論されています。
この発言は、国連駐在のロバート・ウッド米国次席大使がニューヨークで行われた安全保障理事会の公式会議で行ったものです。
ウッド氏は、北朝鮮の兵力派遣が確認された場合、ロシアが北朝鮮に依存していることを示す信号であり、クレムリン宮が切迫した状況にあることを強調しました。
さらに、ロシアが支援を受けなければ攻撃を続けられないとし、イランや北朝鮮からの軍事的支援が停止され、中国がロシアに対する二重用途品目の移転を中断すれば、ウクライナ戦争が終結する可能性があると述べました。
国連事務局も、北朝鮮の制裁違反に関する判断が必要であるとの見解を示しましたが、公式な確認はまだ行われていないとしました。
韓国国家情報院は、北朝鮮がロシア軍を支援するために1500人の兵力を派遣する決定を下したと発表しており、米国のロイド・オースティン国防長官も関連報道が事実であれば懸念されると述べています。
ロシア側は、北朝鮮の派兵に関して明確な真偽確認を避け、「北朝鮮との関係を発展させ続ける」との反応を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1ed0620228e16a433b8b0cc6ce5840c20272093e
北朝鮮のロシア派兵に対する米政府の懸念に関するネットのコメントでは、さまざまな視点が示されていました。
まず、ロシア空軍の輸送機が北朝鮮と頻繁に往来していることから、何らかの見返りが存在するのではないかという意見がありました。
具体的には、資源や食料、武器などの交換が考えられているようでした。
また、北朝鮮の派兵された兵士たちが国の犠牲者であり、彼らの苦しみや家族の心情に同情するコメントも多く見受けられました。
特に、国の命令に従わざるを得ない状況に置かれた兵士たちの無念さが強調されていました。
さらに、北朝鮮正規軍の派兵が戦局にどのような影響を及ぼすかという疑問も挙げられました。
兵士たちの練度や戦力に対する懸念や、戦場での過酷な状況についての意見もありました。
核兵器の使用に関する危惧も多く、北朝鮮が負けそうになった場合、躊躇なく核を使用する可能性があるとの指摘がありました。
また、北朝鮮の兵士がロシアの捨て駒として扱われる状況に対する批判もあり、彼らが無駄に命を失うことを懸念する声が多くありました。
国際社会の協力と平和の重要性が強調され、国連の役割についての疑問も呈されていました。
全体として、コメントは北朝鮮の兵士や国際情勢に対する深い関心と懸念を示していました。