日銀は、米経済の不透明感や賃上げ動向を考慮し、12月の利上げ見送りを検討中。物価上昇率の目標も影響。
これは、トランプ次期米大統領による追加関税の影響で米経済の先行きに不透明感が増していることや、2025年の春闘における賃上げ動向を確認したいという意向が背景にある。
日銀は、現在の政策金利が0.25％程度と低水準であるため、利上げのタイミングを探っているが、物価の急激な上昇が予想されない状況を考慮し、利上げを急ぐ必要はないとの判断が強まっている。
トランプ氏が中国やカナダ、メキシコに対して関税を強化する方針を示しており、これが貿易摩擦を引き起こす可能性があるため、米経済の不透明感がさらに高まる懸念もある。
また、日銀は物価上昇率を2％に安定させる目標を掲げており、今後の賃上げ動向を見極めることが重要だと考えている。
米連邦準備制度（FRB）は、17日と18日に利下げの是非を判断する予定であり、日銀は市場の動向を注視しながら最終的な決定を行う見通しだ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ee366a3a9fb042b41fd2b2be9de6e977ad33d79b
日銀が12月の利上げを見送ったことについて、ネットのコメントでは、様々な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、円安や物価上昇の影響が強調され、特に低金利政策が続くことで国民生活が厳しくなっているとの懸念が表明されていました。
具体的には、物価上昇率が政府の目標を大きく超えているにもかかわらず、日銀が利上げをしないことに対する不満が多く見られました。
さらに、日銀の政策が株価を優先しているとの指摘もあり、一般庶民の生活に対する配慮が不足しているとの意見が目立ちました。
また、利上げの必要性を感じるコメントもあり、特に物価高が続く中での金利政策の見直しが求められていることが分かりました。
さらに、円安に伴う輸入物価の高騰が家計に与える影響についても、多くのコメントが寄せられ、日銀には国民の生活を守るための政策を実行することが求められているといった意見がありました。
このように、日銀の利上げ見送りに対する反応は多岐にわたり、今後の経済政策に対する期待や不安が交錯していることが見受けられました。
国民の生活を重視した政策の実行が、今後の課題として浮き彫りになっています。
ネットコメントを一部抜粋
最近急に円安方向に進んでるなと思ってたらこういう訳だったんですね。
日銀は利上げをしない（してもシミ程度）
この状態で０．２５％の超低金利を続けるのは、金利上がると困る人らへの忖度としか思えないのだが。
中央銀行の役割は、まずは物価の番人です。
景気がいいのはインバウンドだけ、内需は死にかけてる。