三菱電機が「TOKUFASTbot」を発表し、パズルキューブを0.305秒で解くギネス世界記録を達成。展示会で来場者がその速さを体験。
要約すると三菱電機は、半導体の国際展「SEMICON Japan 2024」で、自社開発のロボット「TOKUFASTbot」を展示し、パズルキューブを最速で解くロボットとしてギネス世界記録に認定されたことを発表しました。
このロボットは、わずか0.305秒でパズルキューブを解く能力を持ち、来場者たちはその驚異的なスピードを目の当たりにしました。
トクファストボットは、パズルキューブの軸の強度を改良し、表面の反射を抑える加工が施されており、高速回転に耐えられる設計となっています。
ロボットの心臓部であるモーターは、銅線を密に巻く「巻線機」の技術を駆使して性能を向上させており、また、人工知能(AI)による色認識機能や、カメラ、センサーなどのFA(ファクトリー・オートメーション)機器が組み込まれています。
このプロジェクトは、2022年9月に若手エンジニア5人によって始まり、今年の5月にギネス世界記録を達成しました。
展示会では、多くの来場者がトクファストボットのパフォーマンスを見守り、実際にその速度を体感する機会が提供されました。
三菱電機はこの成果を通じて、自社の技術力を広くアピールし、FA機器の進化を示す重要な一歩を踏み出しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e994e3772b6e38e4004a4b28fba9044d57d70db2