フルタイムのパート勤務で年収150万円を超えたAさんは、夫の税金が高くなると不安を抱いています。年収が150万円を超えると配偶者特別控除が減少し、夫の税負担が増えることが確認されています。
特に「年収が150万円以上になると夫の税金がどんどん高くなる」という同僚の言葉が気になっているようです。
実際、年収が150万円を超えると、配偶者特別控除の額が段階的に減少していくことが確認されています。
具体的には、妻の年収が150万円以下の場合、夫の年収が900万円以下であれば、配偶者控除が38万円適用されます。
しかし、妻の年収が150万円を超え、155万円以下になると、配偶者特別控除は38万円から36万円に減少します。
さらに、妻の年収が160万円を超えると、配偶者特別控除は31万円にまで下がります。
このため、夫の所得税の計算の基礎となる金額が増えることになり、結果的に夫の税金が高くなってしまいます。
具体例を挙げると、夫の年収が700万円で妻の年収が150万円の場合、所得税の計算の基礎は329万6000円となり、所得税は23万2100円となります。
一方、妻の年収が160万円の場合、所得税の計算の基礎は336万6000円となり、所得税は24万5700円になります。
このように、妻の年収が150万円を超えることで、夫の税負担が増加することが明らかになりました。
これにより、Aさんは今後の収入の増加について慎重に考える必要があるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6bc26e28ae913c148bec18048a1e1cd54ec46389
コメントの中では、フルタイムパートの働き方について疑問が呈されていました。
多くの人が、子育てや家事をしながら働く環境が整っていないことに不満を抱いており、政府が女性に対して「子供を産め、働け」と求める一方で、実際には正社員としての道がほとんどないという現実を指摘していました。
また、フルタイムパートは短時間で働けるメリットがある一方で、保険や年金が不十分であるため、労働者が搾取されていると感じる意見もありました。
正社員の方が保険や年金の面でメリットが大きいとの声があり、特に厚生年金に加入することの重要性が強調されていました。
さらに、結婚や出産後にパートで働く女性が多い現状に対して、大学進学の意義についても疑問が呈されるなど、社会全体の仕組みについての考察がありました。
税金のことについても意見が分かれ、控除額の減少が影響しているのではないかという指摘がありました。
全体として、働く女性や主婦の立場を理解し、より良い働き方や社会制度の改善を求める声が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
フルタイムのパートってマジで何？
パートは短時間で働きたい主婦と低賃金で労働者を得られる会社とウィンウィンで成り立ってる。
厚生年金に入れるほうがメリット大きいのでは？
フルタイムパートと正社員では責任の度合いと求められるものが違います。
税金が高くなるのではなく、控除額が減る？