北朝鮮で物価が急騰し、白米やガソリンの価格が大幅に上昇。住民は生活に苦しみ、当局は商人に対する厳しい取り締まりを実施。国営の食糧販売所でも価格が不安定で、食糧の質も低下している。
要約すると北朝鮮では物価が急騰し、住民の生活が厳しくなっています。
2024年10月の調査によると、年初に比べて白米の価格は1.65倍、ガソリンは2.15倍、米ドルは3.3倍に上昇しました。
住民からは「生きていけない」との悲鳴が上がり、当局は商人に対する強硬な取り締まりを行っています。
具体的には、買い占めや売り惜しみを厳罰に処し、物資の没収や家宅捜索が行われています。
物価の高騰は非公式市場だけでなく、国営の食糧専売店でも見られ、販売価格が不安定になっています。
国が提供する食糧の質も低下しており、住民は腐敗したトウモロコシを混ぜられた食糧を受け取ることもあると報告されています。
国営の食糧販売所では、月に2回、一世帯あたり7～10キロの白米が5000ウォン、トウモロコシが2500ウォンで販売されていますが、これも十分な供給がなされていない状況です。
物価の急激な上昇は、北朝鮮の経済的な不安定さを浮き彫りにし、住民の生活を脅かしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8c7ab559ccc55168f3e8e1fd913c9b3965a7da94