熊本・和水町で福祉避難所立ち上げ訓練を実施

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

熊本県和水町で、8つの福祉法人が参加した大規模地震を想定した福祉避難所の立ち上げ訓練が行われ、実際の手順を確認しました。

要約すると熊本県和水町で2023年11月26日、8つの社会福祉法人が参加し、大規模地震を想定した福祉避難所の立ち上げ訓練が行われました。

この訓練には和水町の職員も含まれ、合計30人が参加しました。

訓練の目的は、高齢者や障害者を受け入れるための福祉避難所の設置手順を確認することです。

訓練は、2020年7月の豪雨災害を受けて設立された「県災害派遣福祉チーム」(DWAT)が主導しました。

DWATは、社会福祉法人リデルライトホームが本部事務局を担っており、今回の訓練にはDWATに登録している法人の一部が参加しました。

訓練は、午前9時55分に震度7の地震が発生したというシナリオで進行しました。

一般避難所に高齢者や障害者がいる場合、和水町はDWATに支援を依頼し、運営スタッフの派遣や必要な物資についてオンラインで話し合いました。

その後、福祉避難所に指定された社会福祉法人青いりんごの会が運営する障害者入所施設にDWATのメンバーが簡易ベッドなどを搬入し、約2時間で無事に福祉避難所を開設しました。

訓練を企画したリデルライトホームの木村准治事務長は、実際の訓練を通じて自信がついたことや、町役場の職員との顔の見える関係が築けたことを評価しました。

今後も他の自治体に働きかけ、福祉避難所の立ち上げや避難所からの退所支援を進めていく意向を示しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/52745d3b67c1f5ea04817a0e1565ba5fd8b58d70

関連URL

2025年最新!地震のニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。