孫正義氏がトランプ氏と会見し、米国に15兆円投資を発表。雇用創出を目指すが、計画には多くの疑問が残る。
この発表は、トランプ氏がアメリカをビジネスの魅力的な国としてアピールする中で行われ、世界中の企業がその呼びかけにどう応じるかが注目されています。
孫氏はトランプ氏を「偉大な交渉者」と称し、彼の提案に対して笑顔を見せました。
しかし、この投資計画には多くの疑問が残ります。
具体的な資金調達方法についての説明がなく、トランプ政権の1期目でも同様の計画が存在したことから、実現可能性に疑問が持たれています。
さらに、孫氏は人工知能（AI）にビジネスチャンスを見出していると述べており、米ブルームバーグによると、彼は1000億ドルを投じて半導体供給の新会社設立を計画していると報じられています。
しかし、ソフトバンクグループの現金はその約3分の1の300億ドルしかないため、実行可能性が懸念されています。
また、ウィーワークへの大規模投資が失敗に終わったことも、孫氏の評価に影を落としています。
トランプ氏は、この投資をアメリカの未来への信頼を示す「記念碑的なもの」と位置づけていますが、具体的な詳細は明らかにされていません。
トランプ氏は、ホワイトハウスに戻った際に外国からの投資を呼び込む意向を示し、税金と規制の削減を公約しています。
これにより、ウォール街では株価が上昇し、大企業の野心を後押ししていますが、一方で移民の厳しい取り締まりや関税引き上げに対する懸念も広がっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e2045dfe177ddb16c128ac5a94dbaf23ef154d00
孫正義氏がトランプ氏と会見し、米国への投資計画を発表したことに対するネットのコメントは多岐にわたりました。
一部のコメントでは、孫氏の行動力を称賛する声があり、他の日本企業もこのような積極的な姿勢を見習うべきだという意見もありました。
しかし、同時に資金調達の方法や、過去の投資失敗について懸念を示すコメントも多く見られました。
特に、15兆円という巨額の資金をどのように調達するのか疑問視する声があり、ソフトバンクの財務状況についても言及されていました。
また、トランプ氏との関係については、彼が富裕層や投資家に好意的であることから、孫氏がその恩恵を受けるのではないかという意見もありました。
さらに、孫氏の投資が日本にはどのような利益をもたらすのか不安を抱くコメントもあり、特に日本国内での投資が不足していることを指摘する声が目立ちました。
全体として、孫氏の行動には賛否があり、今後の展開に対する期待と不安が交錯していました。
ネットコメントを一部抜粋
孫さんの行動力は素晴らしい。
15兆円もどこから調達するだろうか？
トランプ氏のお陰で莫大な利益を得る人間が多いのも事実。
日本で稼いだお金は日本で使ってくれなきゃ、いつまでもこの国は貧しいままだ。
また国富を海外に持っていかれなきゃいいけど。