中部経済動向、持ち直しの兆しと課題

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中部経済産業局が10月の経済動向を発表し、総合判断を「持ち直している」に引き上げました。自動車や工作機械の生産が好調ですが、個人消費は依然として厳しい状況です。

要約すると中部経済産業局は2023年10月18日、愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県における経済動向を発表し、総合経済動向の判断を「緩やかに持ち直している」から「持ち直している」に引き上げた。

これは、7カ月ぶりの変更であり、自動車や工作機械の生産が好調であることが寄与している。

生産に関する判断も同様に、従来の「持ち直しの動きがみられる」から「緩やかに持ち直している」に改められた。

業種別では、輸送機械工業における認証不正の影響が解消され、工作機械の受注が増加し、生産用機械も堅調な動きが見られる。

一方で、電子部品・デバイス業界はデータセンター向けの需要は好調だが、スマートフォンなどのモバイル向け製品の需要が停滞していることから、一服感が漂っている。

個人消費については、16カ月連続で「持ち直している」との判断が示されたが、10月の気温が高かった影響で、百貨店の秋冬物衣料の販売は低調であり、スーパーでも鍋やおでんの材料、秋冬物衣料の売れ行きが鈍い状況にある。

このように、全体的には持ち直しの兆しが見えるものの、業種や商品によっては依然として厳しい状況が続いていることが浮き彫りとなった。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/400c7ca1452bf148b5daa89f14001e790122c6d0

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