ノートンが中富良野小学校でSNSの危険性を教える特別授業を実施し、児童たちにITリテラシー向上を促した。
この授業は、普段からタブレット端末を使ってインターネットを利用している児童たちの関心を引き、活発な意見交換を促すことを目的としている。
2021年から同校では全校生徒にタブレット端末を配布し、ICT教育に力を入れており、特に「総合」の授業ではインターネットやSNSを通じて課外活動の情報発信が行われている。
授業前に行われたアンケートによると、小学4年生の64.3%、5・6年生の73.8%がスマートフォンを所有しており、高学年に上がるにつれてSNSの利用経験や興味を持つ児童が増加していることがわかった。
具体的には、4年生の21.4%、5・6年生の41%がSNSアカウントを持ちたいと回答し、実際にアカウントを持っている児童は4年生が14.3%、5・6年生が27.9%に達している。
また、オンライン上で知らない人とやりとりをした経験については、4年生が17.9%、5・6年生は41%に上った。
トラブルに遭った際の対応策を知らない児童が多いことも明らかになり、ノートンはこれを受けてSNS利用の基本知識や安全な使い方を教える授業を展開した。
講師はSNSの利用推奨年齢や個人情報の取り扱いに関する注意点を説明し、児童たちは積極的に意見を述べ、「SNSの怖さ」と個人情報を守る必要性を学んだ。
ノートンは、子供たちがインターネットやSNSに興味を持ち、実際に使用する前にITリテラシーを身に付けることが重要だと考え、ネットリテラシー向上の取り組みを広げている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5a2b6fc2d9313e34570715d13e02b63edc3a696f