Salesforceが自律型AIエージェント「Agentforce 2.0」を発表。企業向けのデジタル労働力を提供し、業務効率を向上させる新機能が追加されました。
この新バージョンは、12月17日にリリースされ、企業向けのデジタル労働力を提供するプラットフォームとして位置づけられています。
Agentforce 2.0は、業務フロー内で自律型AIエージェントを効果的に活用することを目的としており、顧客からの問い合わせに対して人間の介在なしに理解し、対応する能力を持っています。
新機能として、ビジネス用チャットツール「Slack」への展開が含まれており、企業内でのコミュニケーションを円滑にすることが期待されています。
また、事前に作成されたスキルの新しいライブラリが追加され、カスタマイズが迅速に行えるようになります。
さらに、自律的に意思決定を行うエージェンティック推論能力や、検索拡張生成(RAG)も強化されており、これにより複雑な複数ステップのタスクを高い精度で処理できるようになります。
Salesforceは、CRM「Salesforce」、Slack、ビジネスインテリジェンスツール「Tableau」、およびパートナーが開発したアプリケーションストア「AppExchange」にもこの新機能を導入しています。
加えて、Salesforceの統合プラットフォーム「MuleSoft」を利用することで、さまざまなシステムやワークフローにAgentforceを拡張し、AIエージェントによる労働力を供給することが可能になります。
このように、Agentforce 2.0は企業の業務効率を向上させるための強力なツールとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b2489b9beead01296ca9ab225c40732e76b8a092