インドの製薬大手セラム社がボリウッドのダルマ・プロダクションに約180億円を投資し、株式の50%を取得する契約を締結しました。プーナワラCEOは、さらなる成長を目指す意向を示しています。
要約するとインドの製薬大手セラム・インスティテュート・オブ・インディアのCEO、アダール・プーナワラが設立した映像製作会社Serene Productions(セレーン・プロダクションズ)が、ボリウッドの著名な映画会社Dharma Productions(ダルマ・プロダクション)の株式50%を取得する契約を締結した。
取得額は100億ルピー(約178億円)で、ダルマ・プロダクションの評価額は200億ルピー(約359億円)とされている。
ダルマ・プロダクションは、人気のトーク番組『コーヒー・ウィズ・カラン』や映画『ロッキーとラニの恋物語』、ファンタジーアクション映画『ブラフマーストラ』などを制作しており、インド国内外で40年以上の歴史を持つ主要な映画制作会社である。
取引完了後、ダルマの創業者の息子であるカラン・ジョハールの持株比率は50%に達する。
プーナワラは声明で、ダルマとカラン・ジョハールとの協業を光栄に思い、今後の成長を目指す意向を示した。
また、ダルマ・プロダクションは2018年にストリーミング向けのデジタルコンテンツ制作を開始し、ダルマティック・エンターテインメントを設立している。
セラム社は1966年に設立され、麻疹やポリオ、インフルエンザなどのワクチンを年間15億回分以上生産しており、新型コロナウイルス向けのワクチン生産に対しても大規模な投資を行っている。
今回の投資は、インドのエンターテインメント業界における重要な動きとして注目されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6b97f8db4e4f7134edd4b2f951698ac016d4aa1f