清水建設の木造ハイブリッドビルで環境配慮と地域活性化を実現

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清水建設が木造ハイブリッド構造の「京橋第一生命ビルディング」を公開。木材使用量は国内最大の1000㎥で、CO2削減効果も期待されています。

要約すると清水建設は、東京都中央区で施工中の「京橋第一生命ビルディング(仮称)」を報道陣に公開しました。

このビルは、木造ハイブリッド構造を採用した中高層賃貸オフィスで、木材の使用量が約1000立方メートルに達しており、これは国内での木造ハイブリッド構造の中規模オフィスビルとしては最大規模です。

ビルは地上12階、地下2階建て、高さ約56メートルの設計で、木質化を実現するために2時間耐火仕様の部材を大梁に使用しています。

また、直交集成板(CLT)を活用し、木材と鋼材を組み合わせた耐震壁部材や施工性を向上させた合成床も導入されています。

これにより、40×17メートルの無柱空間を実現し、木のぬくもりを感じられるオフィス空間を追求しています。

さらに、木材の使用量を増やすことで、従来の鉄骨造りのビルに比べて約20%の二酸化炭素(CO2)削減効果が見込まれています。

清水建設の業務施設設計部の内藤純設計長は、国産材の活用が地域経済の活性化にも寄与すると強調しています。

このプロジェクトは、環境への配慮と地域経済の支援を両立させた新しいビジネスモデルの一例として注目されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c6efb4094d1864a43b9887947fe1260a731d9826

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