Canvaが生成AIツール「ドリームラボ」を発表。画像生成やビジュアルツールキットのアップグレードで、クリエイティブ作業の効率化を図る。
この発表は、Canvaの月間アクティブユーザーが2億人を超え、過去2年間で1億1,500万人以上のユーザー増加、売上高が25億ドルに達したことを受けています。
Canvaは、デザインの力を広く提供し、職場や教育現場でのコラボレーションやクリエイティブな作業を効率化することを目指しています。
特に注目されるのは、Canvaが買収した画像生成AIツール「Leonardo.Ai」の技術を活用した「ドリームラボ」で、ユーザーが簡単なテキストを入力するだけで、画像やグラフィックコンテンツを生成できる機能を持っています。
このツールは、3Dレンダリングやイラストなど、1つのデータから15種類以上のバリエーションを生成可能で、既存の画像を参照して異なるストック画像を作成することもできます。
さらに、Canvaの1億点以上の素材を収録したコンテンツライブラリーと組み合わせることで、魅力的な学習教材を作成できる点も強調されています。
また、Canvaのビジュアルツールキットは、ドキュメント、ホワイトボード、Webサイト、プレゼンテーション、動画などが大幅にアップグレードされ、インタラクティブなグラフやAIを活用したホワイトボード、投票機能やクイズ作成機能が追加されました。
これにより、共同作業の効率が向上し、ドキュメント作成の時間を削減することが可能になります。
CanvaはSB C&S株式会社と国内初のディストリビューター契約を締結し、法人向けにCanvaエンタープライズおよびCanvaチームスプランを提供します。
日本国内では、プレゼンテーションやSNSテンプレート、AIによる画像の背景除去機能が特に人気で、過去1年間にCanvaで作成されたスライド数は4,900万点を超えています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/aec1d2112237273cd526a07dfe11a464e8e83a6a