オーテックの「プリメーラ・オーテックバージョン」は、わずか23.5万円の価格差で高性能を実現した魅力的なスポーツモデルです。
このモデルは1994年11月に発売され、ベース車両の初代プリメーラに比べてわずか23.5万円の価格上昇で、非常にお得感があるとされています。
初代プリメーラは日本車でありながら、欧州車に匹敵する硬質な乗り味と高いハンドリング性能を持ち、コアなファンを魅了しました。
オーテックバージョンは全日本ツーリングカー選手権(JTCC)にエントリーしたことを記念してリリースされ、レーシーなスタイルが特徴です。
エクステリアには専用フロントグリルやブレーキ冷却ダクト付きのフロントスポイラー、大型リアスポイラー、スポーツタイヤとアルミホイールが装備されています。
エンジンはSR20DE型で、専用エキゾーストマニホールドやフロントチューブ、圧縮比のアップ、バルブタイミングの変更により、30馬力増の180馬力を実現しています。
足回りもスポーツチューンドサスペンションに変更され、ギア比もクロスギアレシオに調整されています。
また、フロントビスカスLSDも標準装備され、本格的なFFスポーツセダンとしての性能を持っています。
インテリアには専用シートや本革巻スポーツステアリングが装備され、日常的なセダンとしても使えるようになっています。
オーテックバージョンの価格は269.8万円で、当時の最上級グレード「2.0Te」との価格差はわずか23.5万円であり、非常に魅力的な選択肢でした。
このように、プリメーラ・オーテックバージョンは高性能とコストパフォーマンスを兼ね備えたモデルとして、多くのファンに支持されてきたことが伺えます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/26db65fe4a881e3b7381ebde1c5f2397fa7fd607
コメントでは、プリメーラ・オーテックバージョンの魅力や価格について多くの意見が寄せられました。
特に、当時の日産はデザインや性能において素晴らしい車を多く生み出していたことが強調されていました。
例えば、ハンドリングの良さや使い勝手の良いアベニールについての感想があり、プリメーラがスポーツカーとしても楽しめたという声もありました。
また、価格面では、当時のプリメーラが200万円を切っていたことや、スカイラインやインプレッサWRXと比較されることが多く、上級車種を選ぶ人が多かったという意見もありました。
さらに、日産のデザインがヨーロッパ風に変わっていったことが評価される一方で、最近のデザインに対する懸念も表明されていました。
プリメーラの足回りやブレーキに関する技術的なコメントもあり、デートカーとしての評判が低かったことが指摘されていました。
全体として、当時の車に対する懐かしさや、今の車市場に対する不満が見受けられ、日産の過去の栄光が再評価されるコメントが多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
この頃の日産は良かったですね(ハンドリングなどが)
プリメーラはじめパルサーやシルビア(S13?)、アベニールなどいい感じの車が出ていた。
今思うとお得に見えますが、この頃のプリメーラは2.0Tm(5MT)が200万切っていました。
間違いなくいい車だった。
小気味良くて良く回るエンジン、ゴテゴテしてなくてちょっとこじゃれた欧州車っぽいシュっとした外観。
このサイズのプリメーラにホンダエンジン乗せたのを作って欲しい。