ハッシュキーグループが独自のイーサリアムL2「ハッシュキーチェーン」のメインネットを12月18日にローンチ。相互接続が可能なブロックチェーンで、ネイティブトークン「HSK」も上場。
このプロジェクトは、同社が2023年4月に1年以内のメインネットローンチを目指すと予告していたもので、期待が高まっています。
ハッシュキーチェーンの構築には、OPラボ(OP Labs)が提供するソフトウェア「OPスタック(OP Stack)」が採用されており、この技術により「スーパーチェーン(Superchain)」として他のブロックチェーンと相互接続が可能となります。
これにより、OPメインネットやコインベースの「ベース(Base)」、クラーケンの「インク(Ink)」、ソニーブロックソリューションラボの「ソニューム(Soneium)」などとシームレスに接続できる利点があります。
テストネットは11月11日に開始され、約2500万件の取引と86万以上のウォレットアドレスの登録が行われ、1秒あたり400件のトランザクションを達成しています。
ハッシュキーチェーンのネイティブトークン「HSK」は、11月にハッシュキーグローバルで上場し、ガス代やエコシステム内のガバナンストークンとして機能します。
このトークンはERC-20規格で発行され、総発行枚数は10億枚に設定されています。
ハッシュキーグループは香港に本社を置くデジタル資産管理の金融コングロマリットで、シンガポール、上海、東京でも事業を展開しています。
今年1月には、シリーズAの資金調達ラウンドを完了し、同社の評価額が12億米ドルを超えたことも発表されており、その成長が注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/72549fbc275e9a77177d9c5d23ae2b0085ad98c6