習近平主席が台湾戦略を強化するため、核兵器の重要性を再確認し、グアムを射程に入れたミサイルを視察しました。
要約すると中国の習近平国家主席は、17日に台湾海峡をカバーするロケット軍の旅団基地を視察し、核ミサイルの重要性を強調しました。
この基地は安徽省黄山に位置し、米領グアムを射程に収める中距離弾道ミサイル「東風26」を視察した可能性があると報じられています。
「東風26」は核弾頭を搭載できるとされ、習氏の視察は台湾独立派に対する「戦略的抑止力の強化」を示すものと解釈されています。
中国軍は9月に太平洋向けに大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射訓練を行い、習氏の視察はこの文脈においても重要です。
また、ロケット軍では昨年から装備品調達を巡る汚職問題が浮上しており、共産党は夏に重大な規律違反があったとして、元国防相の魏鳳和氏や前司令官の李玉超氏を党籍剥奪処分としました。
習氏の動きは、台湾問題における中国の軍事的な姿勢を鮮明にし、国際社会に対して強いメッセージを発信しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/eda530b1d5cf4df943ba5ba7964e014816cea723