オーラ社がスマートリング「Oura Ring」の資金調達を発表。AI開発を中心に事業の多角化を目指す。
要約するとスマートリング「Oura Ring」を製造するオーラ社が、シリーズDラウンドで2億ドル(約314億円)を調達した。
この資金調達により、同社の評価額は52億ドル(約8170億円)に達し、2022年当時の2倍に増加した。
CEOのトム・ヘイルは、この資金が新たな可能性を開くと述べ、特に人工知能(AI)の開発に力を入れる方針を示した。
Oura Ringは、軽量のチタン製で、24時間装着することで健康データを記録し、スマートフォンアプリに表示する。
最近では、睡眠やアクティビティのトラッキングに加え、心臓の健康やストレス、女性の健康の管理にも対応している。
オーラ社は、月額5.99ドルのサブスクリプションモデルが好調で、売上は前年比で2倍以上に増加している。
フィデリティ・マネジメントや医療機器メーカーのデックスコムが今回の資金調達を主導。
オーラ社は、累計調達額が5億5000万ドル(約860億円)を超えたことも報告している。
ヘイルは、ウェアラブルテクノロジーが健康理解を深め、より良い生活を送る手助けをするものであると強調し、技術革新を続けていく意向を示した。
今後、Ouraはリング以外のビジネスチャンスも模索し、業界のリーダーとしての地位を確立していく考えだ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f3469b86b9676b779cca3fcc314d6c72f9a1a811