シニアのスマホ利用が増加する中、セキュリティ対策が不十分な現状を踏まえ、年末年始に家族で注意点を確認することが重要です。
しかし、NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、多くのシニアがスマホのセキュリティ対策について不安を抱いており、80代前半の約40%は何の対策も行っていないと回答しています。
さらに、70～80代の約60%は、自身のスマホのセキュリティ対策が「十分でない」と感じており、その理由として「何をどこまで行えばいいのかわからない」といった漠然とした不安が挙げられています。
年末年始の帰省時には、家族がシニアのスマホ使用に関する注意点を一緒に確認することが推奨されています。
具体的な注意点として、まず「画面ロックの設定」が挙げられます。
意外にも、スマホの画面ロックを設定していないシニアが多く、理由として「すぐにスマホを開けないと不便」といった声が聞かれますが、万が一スマホを落とした場合に個人情報が悪用されるリスクがあります。
そのため、画面ロックは必ず設定することが重要です。
指紋認証や顔認証がある機種であれば、簡単にロック解除ができるため、設定をお勧めします。
また、設定方法も具体的に示されており、iPhoneの場合は「設定」から「Face IDとパスコード」または「Touch IDとパスコード」を開き、ロック解除の設定を行うことができます。
これらの対策を通じて、シニアが安心してスマホを利用できる環境を整えることが求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ed55b99dc45773f156c79c7935f83234050e7b39
シニアのスマホ利用に関するコメントでは、特に「簡単＆楽々スマホ」の購入を避けるべきという意見が多く寄せられました。
コメントの中には、機能制限が多い特殊なスマホでは、困った時に家族や友人に相談できず、店員に聞いても解決できない場合が多いといった指摘がありました。
これにより、シニアが普通のスマホに切り替えた場合、再度使い方を学ぶ必要が生じ、非常に大変な思いをすることになると警鐘を鳴らしていました。
また、スマホを持たない選択肢や、ガラホで十分という意見もあり、シニアにとっては電話機能だけで事足りるとの声もありました。
さらに、指紋認証が使えないシニアが多く、操作面での困難さがあることも指摘されており、これらの意見はシニアのスマホ利用における課題を浮き彫りにしていました。
全体を通じて、シニアが安心してスマホを使える環境を整える重要性が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
簡単＆楽々スマホは死んでも買わないように。
設定のことを年中考えていると、「うつ」になってしまうよ。
電話機能があれば、事足りる。
お年寄りは指がカピカぴで指紋認証が使えない人が結構いて大変。
家族＆知人に聞けるスマホを買って下さい。