アマゾンジャパンは、サステナブルな商品を見つけやすくする新プログラム「Climate Pledge Friendly」を発表。葉っぱのアイコンで認証情報を表示し、16万点以上の商品が対象です。
このプログラムは、エコマークなどの第三者機関によって認証されたサステナブルな商品を、一般消費者向けの「Amazon.co.jp」とBtoB向けの「Amazonビジネス」で見つけやすくすることを目的としています。
対象商品には、葉っぱのアイコンが表示され、アイコンをクリックすることでその商品のサステナブルな特徴や認証情報が確認できます。
プログラムは、グローバル・リサイクル・スタンダード(GRS)、森林管理協議会(FSC)、フェアトレード、レインフォレスト・アライアンス、エコマークなど、40以上の第三者認証機関の基準に基づいています。
対象商品はビューティー、ファッション、日用品、家電、オフィス用品など多岐にわたり、16万点以上に及ぶとされています。
さらに、「Amazonビジネス」では、2021年からエコマーク認定商品ストアを開設するなど、サステナブル商品を見つけやすくする取り組みを進めています。
調査によると、日本のオンラインショッピングを利用する消費者の58%が、環境や社会への負荷が少ない商品を優先的に購入する意向を示しており、このプログラムを通じて、消費者はリサイクル素材や有機素材を使用した商品、エネルギー効率の良い商品などを簡単に見つけられるようになります。
アマゾンは、2040年までにネット・ゼロ・カーボンの達成を目指しており、「Climate Pledge Friendly」はその一環として位置づけられています。
このプログラムはすでに米国、欧州、オーストラリア、メキシコ、ブラジルなどで展開されており、2023年時点で140万点以上の商品が対象となっています。
アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は、今後も認証機関やメーカーと連携し、対象商品の拡充に努めることを表明しています。
また、日本環境協会の山縣秀則・エコマーク事務局長は、プログラムを通じて多くの日本の消費者がサステナブルな商品を選択することを期待しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/24073d30bdec64806f17aa3b611d074bc68e5d77