ジョン・ケリーがトランプのファシズム的手法を批判し、ヒトラーの称賛について証言。トランプ陣営は反論し、議論が再燃。
要約すると元米大統領ドナルド・トランプの首席補佐官を務めたジョン・ケリーが、トランプが在任中にナチスの独裁者アドルフ・ヒトラーを称賛していたことを明かした。
ケリーは、トランプの政治手法がファシズムに合致するとの見解を示し、トランプが「米国を運営するにはファシスト的な手法の方が適している」と考えていると述べた。
また、ケリーはトランプを「間違いなく権威主義者であり、独裁者に憧れている」と評価し、彼が合衆国憲法をほとんど理解していなかったことや、独裁的な統治手法を好んでいることを指摘した。
さらに、トランプは米軍の戦傷者や戦死者を「負け犬」や「バカ」と呼んでいたとされ、これに対してケリーは、トランプが「この国を守るために手足を失った人たちと一緒にいるのを見られたくない」と語ったことを強調した。
ケリーがインタビューを行った背景には、トランプが最近、国内の「敵」に対して米軍を用いるべきだと発言したことへの懸念があった。
トランプは「急進左派」や民主党の関係者を「内なる敵」として名指ししており、ケリーはこれを「たいへんに悪いこと」と批判した。
トランプ陣営はケリーの発言を「でっちあげ」とし、彼が「トランプ錯乱症候群」に罹っていると主張した。
一方、米誌アトランティックは、トランプがヒトラーのような将軍を求めていたとの情報も報じている。
ケリーの証言は、トランプの政治的立場やその影響力についての議論を再燃させるものであり、今後の大統領選挙にも影響を与える可能性がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e58ee8a3fd9445e33d2f60617ea8fceea1590017