韓国国会で、尹大統領の職務を代行していた韓首相が弾劾訴追され、権限が停止。新たに崔副首相が権限を代行することに。国政の混乱が懸念される中、共に民主党はさらなる弾劾の構えを見せている。
要約すると韓国国会で、野党・共に民主党による韓悳洙首相に対する弾劾訴追案が可決され、尹錫悦大統領の職務を代行していた韓首相の権限が停止された。
この弾劾訴追は、国会が大統領権限代行を弾劾訴追するという憲政史上初の試みであり、韓首相が権限代行に就任してからわずか13日後の出来事である。
新たに大統領と首相の権限を代行することになったのは、崔相穆経済副首相である。
共に民主党は、崔副首相に対しても憲法裁判官任命に協力しなければ弾劾訴追する構えを見せており、「無限弾劾」とそれに伴う「国政麻痺」への懸念が高まっている。
国会の本会議では、192人の議員全員が賛成し、与党・国民の力からは唯一賛成票を投じた議員がいた。
国民の力は、弾劾訴追案の可決に対して憲法裁判所に権限争議審判を請求し、効力停止の仮処分を申請。
韓首相の弾劾訴追案可決に必要な定足数が適用されなかった点を問題視している。
一方、崔相穆は国民向けに談話を発表し、国政の混乱を最小限に抑えることが重要だと述べ、権限代行の役割が限られていることを強調した。
共に民主党の李在明代表は、国民と歴史の命令に沿った行動を示す意向を表明している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/565d75e167b965c020fd3f22a7f6edb8909f282b