上海でのハロウィンフェスティバルが全面禁止されることが発表され、コスプレ活動や関連装飾が禁止される。これは昨年の政府批判を含むコスプレが影響しているとされ、当局の厳しい監視が続く中、文化的な抵抗が見られる。
要約すると上海でのハロウィンフェスティバルが今年は全面禁止されることが発表された。
この決定は、上海警察内部の文書が流出したことによって明らかになったもので、特に黄浦地区ではハロウィンのコスプレ活動に対する厳格な統制が施行されるという。
文書には「すべてのコスプレ活動が禁止され、いかなるハロウィン扮装も許されない」と明記されており、協力しない場合は強制措置が取られる可能性があると警告されている。
また、ハロウィンに関連する装飾や販促物も禁止され、恐怖や暴力に関連する要素も許可されない。
上海は外国人が多く居住し、西洋文化に対する受容が高いため、過去には盛大なハロウィンイベントが開催されてきたが、今年の禁止措置は特に昨年のハロウィンにおいて政府批判を含むコスプレが行われたことが影響していると見られている。
昨年のフェスティバルでは、若者たちが「くまのプーさん」や新型コロナの防疫要員に扮装し、当局に対する風刺的な批判を展開したことが問題視された。
これにより、今年のハロウィンに対する当局の警戒が強まったと考えられる。
中国政府は、特に西洋文化に対する抵抗を示す若者たちの行動に対して敏感に反応しており、今後の動向が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c2e7b589db17d43b6d6dcf0e9e0447daa5def253