AI予約代行サービス「オートリザーブ」が東京の飲食店で問題視されており、無断掲載や誤情報がトラブルを引き起こしています。運営会社は改善に向け努力する意向を示しています。
このサービスは、客がネットで予約を依頼すると、AIが自動音声で店舗に電話をかけて予約を行う仕組みです。
しかし、飲食店側はこのサービスに対し、いくつかの問題を抱えていることが明らかになりました。
特に、忙しい営業中にAIからの電話に応答しなければならず、その対応に時間を取られることが大きな負担となっています。
例えば、東京・大井町駅の「洋食ブルドック」では、繁忙時に「オートリザーブです」との電話がかかってくることが多く、代表の鈴木淳一氏は「本当に迷惑です」と困惑の声を上げています。
また、無断で情報が掲載されることや、掲載された情報の誤りが頻発している点も問題視されています。
鈴木氏は「うちはこういうところとは取引していません」と明言し、誤情報が多いことに不満を示しています。
さらに、別の店舗である「mipig cafe 目黒店」でも、AIによる電話が突然かかってくるようになり、事前決済を済ませた顧客が誤解するトラブルも発生しています。
運営会社は、一般に公開されている情報をもとにレストランページを構成していると説明し、寄せられた意見を真摯に受け止め、サービス改善に努める姿勢を示していますが、飲食店側の負担は依然として大きいままです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5fee43118c1048f35640b511adbea3313c254604
「オートリザーブ」に関するコメントは、飲食店がこのサービスに対して抱える問題や不満を多く示していました。
特に、予約の確認が不十分で、店舗側が迷惑を被ることが多かったという意見が目立ちました。
AIによる電話予約が導入されているものの、その対応が逆に手間を増やしていると感じている店舗が多かったようです。
例えば、事前に確認が必要な事項があるにも関わらず、AIが一方的に予約を進めるため、店舗側は後からトラブルが発生することが多かったと指摘されました。
また、飲食店側は、外国人観光客がこのサービスを利用する際にもトラブルが生じる可能性があると懸念していました。
さらに、代行サービスが店舗の許可なく行われていることに対する疑問も多く、店舗側は顧客との直接的なコミュニケーションを重視しているため、AIに頼ることのリスクを強調するコメントがありました。
特に、電話予約の際に生じる誤解やトラブルが、店舗の営業に悪影響を及ぼすことがあるため、オートリザーブのようなサービスは不要だとする意見もありました。
また、店舗側が「オートリザーブ」からの予約を認めないと明言しているケースもあり、これにより顧客との信頼関係が損なわれる可能性も指摘されていました。
全体的に、飲食店側はこのサービスに対して強い不満を抱いており、今後の改善を求める声が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
店舗側にとっては迷惑でしかないので廃止してほしい。
オートリザーブというのは、その点全く考慮なく無茶苦茶なシロモノ。
電話が苦手という若者増えているらしいが、受け取る店側にしては迷惑でしかない。
予約にはクレカ登録必須ということで、無断キャンセルも起きにくいようなので、一定の存在価値はあるサービスではある。
勝手に載せて、修正のために連絡しないといけないのか…