Microsoftが「Dynamics 365」で10種類の自律型AIエージェントを発表。業務の効率化を図る新機能が2024年から提供予定。
この新機能は、営業、顧客サービス、財務、サプライチェーン運営など、さまざまな業務に対応するもので、業務の効率化を図ることが期待されています。
具体的には、「Sales Qualification Agent」が新規顧客の調査や営業活動をサポートし、「Sales Order Agent」は顧客とのやり取りを自動化して受注プロセスを効率化します。
また、「Supplier Communications Agent」はサプライヤーとの連携を自律的に管理し、遅延を回避しながら配送を確認する役割を果たします。
さらに、「Financial Reconciliation Agent」は財務報告のためのデータ処理を簡略化し、時間を短縮することができます。
これに加え、「Account Reconciliation Agent」は元帳間の処理を自動化し、「Time and Expense Agent」は経費管理を支援します。
「Customer Intent Agent」と「Customer Knowledge Management Agent」は顧客とのコミュニケーションを分析し、新たなインサイトを見つけ出す機能を持っています。
「Case Management Agent」はケースのライフサイクルを通じて業務を自動化し、最後に「Scheduling Operations Agent」はスケジュールの最適化を手助けします。
これらのエージェントは、2024年から2025年初めにかけてパブリックプレビュー版として提供される予定で、Microsoftは今後1年間にさらに多くのエージェントを導入する計画も明らかにしています。
この発表は、Salesforceの営業用AIエージェントに続くもので、業務の自動化と効率化に向けた大きな一歩となります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1cf6584247edfc73b5b2f8191f8fe49eadc68410