GUGAが「生成AI人材認定カード」を開始。生成AIに関するスキルを可視化し、就職や転職時の証明に役立つ。オープンバッジを利用して学習歴を証明できる仕組み。
このカードはクレジットカードと同様のサイズで、スマートフォンなどの端末にかざすことで、オープンバッジの受領状況をもとに生成AIに関する学習歴を一覧表示できる。
これにより、就職や転職、取引の際に生成AIの活用レベルを簡単に証明できる。
GUGAは2023年8月から、AI初心者向けの資格試験「生成AIパスポート」を実施しており、2024年9月にはこのパスポートをキャリア形成や人事評価に活用できるよう、国際技術標準規格に準拠したオープンバッジの発行を開始する予定だ。
生成AI人材認定カードは、NFC(近距離無線通信)技術を利用しており、カードをかざすことでGUGAのプロフィールページにアクセスできる仕組みになっている。
このページには、あらかじめ登録したオープンバッジが表示され、学習歴を証明することが可能だ。
オープンバッジは、国際技術標準規格「IMS Global Learning Consortium」に基づき、ブロックチェーン技術を用いて高い信頼性を持つ。
GUGAは今後、生成AIに関するリテラシーやスキルを学べる各種講座や資格試験のオープンバッジ認定を進める計画だ。
カードはBasic、Silver、Goldの3種類が予定されているが、現時点では生成AIパスポートのオープンバッジ取得者向けのBasicカードのみが提供されている。
利用料金は、カード発行手数料3300円、月額利用料550円で、1年以上の継続利用者には資格更新テストの受験費用が免除される特典も用意されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e60d336d90921fcb44066a881ec03b6fea637fb8