Pimaxが新たに発表した「Pimax Dream Air」は、200g以下の軽量設計で、3840 x 3553の高精細マイクロOLEDディスプレイを搭載したVRヘッドセットです。外部ベースステーション不要でアイトラッキング機能も備え、2025年5月に約35万円で出荷予定です。
特に注目すべきは、片目あたり3840 x 3553の高精細マイクロOLEDディスプレイを搭載しながら、重さが200g以下という軽量設計です。
このヘッドセットは、外部ベースステーション不要のインサイドアウト式セルフトラッキングを採用し、内蔵のアイトラッキング機能や空間オーディオ対応スピーカー、マイクも備えています。
Pimaxは、この製品を「世界最小クラスのフル機能8K解像度VRヘッドセット」と位置づけています。
Dream Airは、主に体を動かすルームスケールや持ち運び用途に最適化されており、従来のPimax Crystalシリーズは主に座って楽しむVR体験向けに設計されています。
さらに、Dream Airは有線接続専用で、PC VRとして利用されることが前提です。
将来的には、Dream Airを無線で使用可能にするための小型デバイス「Cobb」の開発も計画されています。
価格は約35万円で、予約受付が開始されており、試用期間を設けた「Pimax Prime」方式での販売も行われています。
この方式では、頭金を支払った後、一定期間の試用を経て残金を分割または一括で支払うことが可能です。
Pimaxは、2025年5月の出荷を予定しており、初期出荷台数は200から300台を見込んでいます。
競合としては、シフトールの「MeganeX superlight 8K」が挙げられ、こちらは異なるトラッキング方式を採用しています。
Pimaxは、今後も多くのVR/XR製品を展開する予定で、業界の動向に注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e1922f1c7002c155ffccdb984cc4efffc63a5c3c