Adobeは、iPhone/iPad向けのイラストアプリ「Fresco」を完全無料で提供することを発表しました。これにより、全機能が無料で利用可能となり、クリエイターにとって魅力的な選択肢となります。
これにより、ユーザーはAdobe IDでのログインが必要ですが、Creative Cloudなどの有料プランに加入しなくても、Frescoの全機能を利用できるようになります。
Frescoは2019年に登場し、2024年には5周年を迎えます。
このアプリは、ライブオイルブラシや水彩ブラシ、ベクターブラシなど、1000以上のピクセルブラシを使うことができ、ユーザーはオリジナルのブラシをインポートして独自の作品を作成することも可能です。
これまでに50回以上のアップデートを経て、120の新機能が追加されており、触覚フィードバックや傾き、バレルロール、Apple Pencilのスクイーズ機能をサポートしています。
また、アートワークに動きを加えるモーション機能や、対称的な構成を迅速に作成できる対称ツール、ベクターストロークを整理するベクタートリマー、囲まれた領域を塗りつぶすペイントツールオプションなども搭載されています。
さらに、FrescoはAdobe製品間の連携が強化されており、PhotoshopやIllustratorなどのツールからアートワークにシームレスにアクセスできるため、クリエイターにとって非常に便利な環境が整っています。
この無料化により、より多くのユーザーがFrescoを利用し、自身のイラスト制作を楽しむことが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4ed5c7c2f841383cb813d7bce03e3db138ce5476