能登地震から1年、防災対策の意識が高まる中、未対策の人も。各家庭の備えの実態を調査。
被害は深刻で、今もなお生活再建に苦しむ人々がいます。
弁護士ドットコムニュースは、能登地震から1年の間に、読者がどのような防災対策を講じたかを調査しました。
その結果、多くの人が何らかの対策を取ったと回答する一方で、「検討中」や「何もしていない」という意見も見受けられました。
具体的な対策としては、家族に避難行動を教えることや、非常食やトイレットペーパーの備蓄、懐中電灯の準備などが挙げられます。
また、地震保険に加入したり、耐震壁の増設を行った人もおり、各家庭での備えが進んでいる様子が伺えます。
特に、災害ニュースに敏感になったとの声も多く、地震への意識が高まっていることが分かります。
しかし、一方で対策を講じていない人々も存在し、地域によって防災意識に差があることも浮き彫りになりました。
今後も、地震への備えを見直すことが重要であり、個々の家庭での防災対策が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c74c3061a81f2851f2127929a0a3ecd563f4b91b
能登地震を通じて、家庭の防災対策の重要性が改めて強調され、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中では、特に静岡県民の方が半世紀以上にわたって東海地震の危機に備えてきた経験を語り、家の新築時に高い家具を避けたり、水や食品の備蓄を行ったり、玄関にヘルメットを置くなどの具体的な対策を実践していることが伝えられました。
また、年に2回の防災訓練を通じて、地域の隣組で安否確認を行う取り組みも行われており、実際に被災した場合に備える姿勢が伺えました。
さらに、日常生活においては、備えをしつつも過度に心配せずに過ごすことが大切だとの意見もありました。
その他のコメントでは、復興を願う声や、柱一本で救える命に対する政策の不備を指摘する意見、そして水やトイレの重要性についての認識が示されていました。
日々の生活が厳しい中での備蓄の難しさも語られ、各家庭が直面する現実的な問題も浮き彫りになりました。
全体として、地震に対する備えの重要性と、それに対する地域や家庭の取り組みが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
家を新築した時、寝室や居間に高い家具は置かないようにしました。
水の備蓄、食品は買い置きを切らさず使い回す、玄関に人数分ヘルメットを置く。
現実に被災した時、どうなるかはわかりませんが、しないよりはいいと思っています。
水とトイレは十分用意しておこう、それ以外も必要ではあるけど、この2つは他で替えが効かないから。
日々の暮らしが大変だから備蓄やその他に回せるお金がそもそもない。