住所大翔が元旦競歩で大会新記録を樹立し、4年ぶりの優勝を果たしました。今後の日本選手権に向けて自信を見せる彼の成長が期待されます。
要約すると2023年1月1日、東京の神宮外苑で開催された第73回元旦競歩において、住所大翔(富士通)が男子20km競歩で大会新記録の1時間19分39秒を樹立し、4年ぶり2度目の優勝を果たしました。
この大会は、2022年に行われた東京世界選手権のコースと一部が重なっており、選手たちにとって特別な意味を持つものでした。
レースは序盤から前回優勝者の勝木隼人(自衛隊体育学校)が先頭に立ち、住所がその後を追う形で進行しました。
中盤では2人の競り合いとなり、残り5周で勝木がリードを広げる場面が見られましたが、勝木が3枚目の警告を受けたためフィニッシュタイムにプラス2分が加算され、住所が優勝を手にしました。
住所はレース後、「順位は意識していなかった」としつつ、1時間20分を切るペースで余裕を持ってフィニッシュできたことに成長を実感したと語りました。
2022年のオレゴン世界選手権では8位入賞を果たしたものの、23年の日本選手権20kmでは4位、アジア選手権では体調不良で途中棄権に終わるなど波乱の年を過ごしていました。
そのため、昨年は歩型を見直し、5000mからの距離を徐々に伸ばして自己ベストを更新するなど、トレーニングに力を入れていました。
現在は「良い状態」と自信を見せ、次の目標である東京世界選手権代表入りを目指し、2月16日の日本選手権20kmに向けて準備を進めています。
住所は「みんなでガンガン攻め合って、おもしろい大会にしたい」と意欲を語りました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4dcf99867d15ae7b8ca3e1f0148d1c65fc6b4545