サンズチャイナが2024年第3四半期の業績を発表。純収入は減少も純利益は増加し、リノベーション計画が進行中で新たな収益源が期待される。
要約するとマカオのカジノIR(統合型リゾート)を運営するサンズチャイナは、2024年第3四半期の業績を発表しました。
米国会計基準によると、同社の純収入は前年同期比で1%減の17.7億米ドル(約2696億円)となりましたが、純利益は16.0%増の2.68億米ドル(約408億円)を記録しました。
この結果、減収ながらも増益を達成したことが注目されています。
また、調整後プロパティEBITDAは7.2%減の5.85億米ドル(約891億円)でした。
特に注目すべきは、マカオの傘下IRで進行中のリノベーション計画で、9月の最終週に「ロンドナーマカオ」に併設されているカジノ施設「グランドカジノ」とホテル「ロンドナーグランド」のスイート300室が先行オープンしたことです。
このリノベーションは、2025年5月までにスイート1500室と一般客室905室の完成を見込んでおり、今後の集客力向上に寄与することが期待されています。
サンズチャイナの業績は、マカオの観光業やカジノ市場の回復の影響を受けつつ、リノベーションの進展による新たな収益源の確保が鍵となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/72e084fbbb6d2541c40e0f9284e60b11f9ee05e3