ポーランド大統領の歓迎式典中に、北朝鮮から飛ばされたビラが落下。尹大統領夫妻を非難する内容で、風船はGPSを使用して精度を向上させていることが指摘されている。
要約すると2023年10月24日、ソウル市の韓国大統領室で行われたポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領の歓迎式典において、北朝鮮が飛ばしたゴミ風船から落ちたビラが問題となった。
このビラには尹錫悦大統領夫妻を非難する内容が書かれており、具体的には尹大統領の写真と共に「核強国に向かって政権終末期に寝言を言っている」「長ネギの値段も知らない無知」といった批判が記されていた。
また、金建希夫人に対しては「現代版マリー・アントワネット」との表現も見受けられた。
大統領警護処は、同日未明に北朝鮮のゴミ風船が空中で爆発し、落下物を回収したと発表。
安全点検の結果、危険性はないと確認されたが、ビラは歓迎式典の最中にも飛ばされて会場に入り込む事態となった。
北朝鮮は最近、風船にGPSを取り付けることで落下の精度を高めており、韓国軍はその動きを監視し、国民の安全を最優先に対応していると述べている。
今回の事件は、北朝鮮の風船が進化していることを示しており、韓国政府はこの行為を「低級なゴミ風船」とし、全責任は北朝鮮にあると強調した。
これは、韓国国内における北朝鮮の情報戦の一環と見なされている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4f2046802a79a7c58c0d8386dfb6fdd52457ff2c