三重県鳥羽市で漁船が夜間に転覆。親族の容体悪化で出航したが、視界不良の海で事故が発生。捜索が続く中、医療アクセスの難しさが浮き彫りに。
要約すると三重県鳥羽市の答志島沖で、夜間に漁船が転覆する事故が発生しました。
23日午後11時前、漁船は真っ暗な海を進んでいたところ、転覆し、24日午前に発見されました。
乗員は船長の西川豊博さん(76)、島民の山下定宏さん(76)とその妻、美智子さん(76)の3人です。
西川さんと山下さんは発見されましたが、残念ながら死亡が確認されました。
事故の背景には、山下さん夫妻が親族の容体悪化に伴い、夜間に病院へ向かうために漁船を出したことがあります。
島民によると、夜間は定期船が運航しておらず、医療機関へのアクセスが制限されるため、急病時には漁船を使うことが多いとのことです。
特に最近、緊急で漁船を出すケースが増えており、島民は「海の上は真っ暗闇で、危険なことをずっとやっていた」と語っています。
事故後も捜索活動が続けられていますが、山下さんの妻の行方は依然として不明です。
このような状況は、離島に住む人々にとって医療アクセスの難しさを浮き彫りにしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/17df9de7bb5b6b2cc827ab8f37920a68f98ddf2f