サムスンがAIアシスタントロボット「ボーリー」を今年上半期に発売することを発表。家庭用ロボット市場への本格参入で、競合他社も追随。
要約するとサムスン電子は、米ラスベガスで開催された「CES 2025」の前日に、人工知能(AI)アシスタントロボット「ボーリー」を今年上半期に正式に発売することを発表しました。
この発表は、サムスン電子の韓宗熙代表理事副会長の基調演説の中で行われ、会場には1300人以上のメディア関係者や顧客が集まりました。
ボーリーは、カメラ、スピーカー、プロジェクターを内蔵した自動運転の家庭用ロボットで、ユーザーとインタラクションを行うことができます。
具体的には、家の中を移動しながら、電話をかけたり、映画や音楽を流したりすることができる機能を持っています。
サムスンが家庭用アシスタントロボット市場に参入するのは今回が初めてで、価格は未定ですが、米国市場からの発売が予定されています。
サムスンは、2020年のCESでボーリーを初めて公開しており、その後の進化を遂げた形です。
競合他社も同様に家庭用ロボット市場への参入を進めており、LGエレクトロニクスや中国のTCLがそれぞれ移動式AIホームハブや家庭用ロボットを発表しています。
サムスンの韓副会長は、同社の「ホームAI」技術が家庭を超えて産業や社会へと拡張されることを強調し、未来の革新をリードする意欲を示しました。
また、サムスンは「スマートシングス」プラットフォームを通じて、家電だけでなく、自動車や船舶などの分野にも展開する計画を明らかにしました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f4ff2ff10f2d0c0ce579a6fe48ebf96649bb1869