パナソニックグループが「CES 2025」でAIを活用した新戦略「Panasonic Go」を発表。2035年までに売上の30%をAI関連に拡大し、ウェルネスサービス「Umi」を米国で開始する計画を示しました。
オープニングキーノートに登壇した楠見雄規グループCEOは、AIを活用することで「重くて、遅い」とされるパナソニックを変革し、家庭に寄り添ったウェルネスサービスを進化させることを強調しました。
具体的には、2025年から米国で開始するデジタルウェルネスサービス「Umi」を発表し、AIエージェントを活用して家族の健康的な習慣を提案することが明らかにされました。
また、米Anthropicとの戦略的提携も発表され、AIアシスタント「Claude」を通じてパーソナライズされたサービスを提供する計画も示されました。
Panasonic Goは、具体的な製品やサービスを指すものではなく、AIを活用したビジネスへの変革を推進する企業成長イニシアティブとして位置付けられています。
さらに、サプライチェーンマネジメントソリューション「Blue Yonder」を活用し、AIを駆使したオートノマスなサプライチェーンの実現を目指しています。
これにより、パナソニックは競争力の高いビジネスへの変革を図り、2032年から始まる250年計画に基づいた「物と心が共に豊かな理想の社会」の実現に向けて、Panasonic Goを推進する意義を強調しました。
CES 2025での発表は、パナソニックがAIの企業へと変貌する意志を示す重要なステップとなりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f92305d38ca241b08c90e8bb4afbaba503dec4b0
コメントでは、パナソニックのAI戦略「Panasonic Go」に対する多様な意見が寄せられました。
多くのユーザーが、AIの導入が本当に必要なのか疑問を抱いていました。
特に、経営や企画をAIに任せることの是非や、AIが主導する家電の開発がどのように進むのかについての不安が表明されていました。
また、国産AIの必要性についても意見が分かれ、国産AIがなければ逆に危険だという意見もありました。
さらに、AIが流行りの技術として扱われていることに対する疑念も多く、株主利益やユーザーの利便性にどのように寄与するのかが不明瞭だと感じる人が多かったようです。
過去にパナソニックが自動車向け事業に転換した際の失敗を引き合いに出し、同様の事態が繰り返されるのではないかと心配する声もありました。
全体として、パナソニックのAI戦略に対する期待と同時に懸念が交錯している様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
愛はパナを救うことができるのか?
経営や企画をAIに任せちゃうということなのか。
できる範囲でAI使うのは良いんだけど、株主利益とかユーザーの利便性に何のメリットがあるのか。
最近はわからんことが多すぎる。
同じことが無いように祈ります。