CES 2025で発表された「Swippitt」は、iPhoneの充電を数秒で完了させる革新的なデバイスですが、高価格が普及の課題となっています。
このデバイスは、スマホケースに新しいバッテリーを装着する機能を持ち、ユーザーはスマホを専用のハブに差し込むだけで、瞬時にバッテリーを交換できます。
これにより、従来の充電方法に比べて、充電の待ち時間を大幅に短縮することが可能です。
Swippittは、iPhone 14、15、16に対応し、Android端末への対応は後日予定されています。
デバイスの価格は、ハブが450ドル(約7万1000円)、リンクケースが120ドル(約1万9000円)となっており、合計で約700ドルに達します。
この価格は、一般的なバッテリーケースと比較しても高額であり、特にコストを重視するユーザーには大きなハードルとなるでしょう。
さらに、デバイスは家庭向けに設計されており、家族でバッテリーを共有することができます。
また、公共の場での利用も視野に入れており、空港や大学の寮などでの需要が期待されています。
Swippittの最大の特徴は、ハブ内に5つのバッテリーを常に充電状態で保持し、過熱を防ぐ仕組みです。
ユーザーはアプリを通じて特定のバッテリーを予約することもでき、他の家族に取られないようにする機能も備えています。
全体として、Swippittはスマホの充電方法に新たな可能性をもたらす一方で、高価格が普及の障壁となる可能性が高いと言えます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8b5d83d248c67e65f4b01a3086fb05c8ed6aa99c
「Swippitt」という新デバイスに関するコメントは、主にその実用性や効果に対する懐疑的な意見が目立ちました。
多くのユーザーは、記事の内容を見た後に、実際にはスマホのバッテリーを数秒で交換するのではなく、バッテリーケースを取り付けておき、空のバッテリーを交換するだけの仕組みだと気づきました。
このため、真の充電速度向上には繋がらないのではないかという意見が多く見られました。
さらに、デバイスのサイズや重量がデメリットになるのではないかと懸念する声もあり、頻繁にバッテリーを入れ替えることで端子や端末に負荷がかかる可能性についても指摘されていました。
加えて、急速充電がバッテリーに与える影響を心配するコメントもあり、バッテリー寿命が縮むのではないかという懸念が示されていました。
このように、全体的に「Swippitt」に対する期待感よりも、実用性や安全性に対する不安が強い印象を受けました。
ネットコメントを一部抜粋
昔のケータイは、簡単にバッテリー交換ができた。
現在のスマホは「それなりの理由」のために、ユーザーにはバッテリー交換できないデザインになっている。
実際はバッテリーケースをスマホに取り付けておき、そのバッテリーケースを交換する…ということらしい。
頻繁に入れ替えたら端子とか端末に負荷がかかってダメになりそう。
要はバッテリーケース2個持ちってことやろ。