セブン＆アイHDの最終利益が65.1%減少し、北米コンビニ事業が苦戦。買収提案については5月の株主総会までに判断予定。
具体的には、最終利益が636億3000万円にとどまり、主に北米のコンビニ事業の不振が影響しています。
この背景には、インフレの影響による消費の低迷があり、北米市場での厳しい競争環境が影響を及ぼしています。
また、同社は特別損失として、北米での400店舗以上の閉店やイトーヨーカ堂のネットスーパー事業からの撤退を計上し、その額は1789億円に達しました。
さらに、セブン＆アイを巡っては、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」と創業家側からの買収提案があり、現在、独立社外取締役で構成された特別委員会がその検討を行っています。
決算説明会で、丸山好道CFOは、買収提案について「まだ評価する材料が出そろっていない状況」とし、今年5月の株主総会までに一定の判断を下す意向を示しました。
これらの状況を踏まえ、セブン＆アイは今後の戦略を模索し、経営の立て直しを図る必要があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/954253850e3fa7ec939b3d6a98f9897d10017435
セブン＆アイHDの利益減少に関するコメントでは、経営の構造的な歪みや消費者の不満が多く寄せられました。
特に、同社の主力事業である北米のコンビニ事業が苦戦していることが、全体の利益に大きな影響を及ぼしていると指摘されました。
多くのコメントでは、コンビニでの商品の価格が高く、他の店舗と比較してコストパフォーマンスが悪いと感じる消費者の声が目立ちました。
また、レジの仕様変更によって接客レベルが低下したことも、他のコンビニへの利用増加につながったとされました。
さらに、買収提案に対する意見も多く、国の介入を求める声や、外資に流れることへの懸念が表明されましたが、一方で経営陣の見直しや早期の売却を求める意見もありました。
全体として、セブン＆アイHDの経営に対する不安や期待が交錯している状況が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
米ドルは世界の基軸通貨なので、米国民は永久不滅お買い物券を持ってるようなものである。
セブン&アイHDの構造ってかなり前から歪でしたもんね。
無駄に高いよ。
スナック菓子やらつまみやらスーパーやドラッグストアの方が全然安いし。
国内で言えば、あのレジの仕様になって店員の接客レベルが愕然と下がりました。
経営陣が変わるとここまで落ちるということか。