急成長するGPUレンタル市場の現状と展望

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AIの発展により、GPUレンタル事業が急成長。25社が合計3兆円を調達し、VultrやCoreweaveなどが成功を収めている。

要約すると最近、人工知能(AI)の発展に伴い、GPU(グラフィックス処理ユニット)を企業にレンタルするスタートアップが急成長を遂げている。

特に、デイビッド・アニノウスキーが創業したVultr(バルチャー)は、AIモデルの開発に不可欠なGPUレンタル事業を推進し、評価額を35億ドル(約5540億円)にまで引き上げた。

Vultrは、半導体大手AMDとヘッジファンドLuminArx Capitalから3億3300万ドル(約527億円)を調達し、30以上のデータセンターを展開している。

VultrのCEO、JJ・カードウェルは「AIはインフラ市場で最も成長が早い分野だ」と強調している。

さらに、Pitchbookのデータによれば、過去1年間でGPUレンタルを行う25社が合計約200億ドル(約3兆1600億円)を調達しており、この市場は急速に拡大している。

新たな市場名として「ネオクラウド」という用語も提唱されている。

この分野で成功を収めているCoreweave(コアウィーブ)は、元々ビットコインマイニング用のGPUを構築していたが、AI企業向けのレンタル事業に転換し、昨年だけで17億5000万ドル(約2768億円)の資金調達を行い、評価額は230億ドル(約3兆6000億円)に達した。

その他にも、Crusoe EnergyはAIコンピューティングに転向し、Northern Dataはステーブルコイン大手Tetherから資金を受けてAIコンピューティングへとシフトしている。

フランスのOVHやNebiusも同様にデータセンターからAIコンピューティングへの転換を図っており、GPUレンタル市場は今後も成長が期待されている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a4fe2593e04a72d17bf7f599b7db53d3125f8b05

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