日立建機が新型中型ホイールローダーの受注を開始。自動制御機能で燃料消費量を19％低減し、安全性と生産性を向上。
要約すると日立建機は、2023年8日に中型ホイールローダー2機種の受注を開始すると発表しました。
新たに導入される機種は「ZW140―7」と「ZW160―7」で、運転質量はそれぞれ10.86トンと12.57トンです。
これらの機種は、積み込み作業時の走行速度を自動制御する機能を搭載しており、これにより燃料消費量を従来比でZW140―7の場合において19％低減することができます。
日立建機は、一般土木、除雪、産業廃棄物処理、畜産、林業、採石など多様な業種での需要を見込んでおり、両機種合わせて年間250台の販売を目指しています。
また、運転室内にはモニターが設置されており、周囲環境の映像を確認することが可能です。
さらに、荷重判定装置によりバケットの積載重量を計測でき、安全性や生産性の向上も期待されています。
加えて、遠隔で機械の状態診断やソフトウェアの更新ができる「コンサイトエアー」システムも導入されており、これにより従来のサービス員による手作業での更新作業が効率化されることが見込まれています。
日立建機は、これらの新機能を通じて、顧客に対するサービスの向上とともに、持続可能な社会への貢献を目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1aabfb58525fd44a9befe244723977112b9cb300