島根原発2号機、12年ぶりの営業運転再開と避難課題

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中国電力が島根原発2号機の営業運転を再開。12年の停止を経て、避難課題が残る中での運転再開が注目されています。

要約すると中国電力は10日、島根原発2号機の営業運転を再開しました。

この原発は2012年1月の定期検査以降、約12年間にわたり停止していました。

島根原発は松江市に位置し、県庁所在地から10キロ以内という特異な立地条件を持ち、30キロ圏内には約45万人の住民が暮らしています。

このため、万が一の事故時には避難が大きな課題となります。

中国電力は先月23日に本格的な発送電を開始し、今月10日には「総合負荷性能検査」を実施しました。

この検査は原発が正常に運転できるかを確認するもので、原子力規制庁の担当者が同日午後、再稼働に必要な検査の終了を示す文書を島根原発所長に交付しました。

これにより、調整運転から営業運転に移行したことになります。

島根原発2号機は、過酷事故を起こした東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型であり、同型としては東北電力女川原発2号機が先月営業運転を再開したことに続くものです。

今後の運転にあたっては、地域住民の安全確保が求められています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a8760bdb7e60cf6db5ce99f7e07cbf51bcc2733a

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