ドイツとオーストリアの60以上の大学がXの利用を中止。理由は、Xが科学的議論と相いれず、右派ポピュリストのコンテンツを強化しているため。
この共同声明は、Xが科学や事実に基づく民主的な議論を求める教育機関の価値観と相いれないとする理由から発表されました。
特に、Xが右派ポピュリスト的なコンテンツの拡散を強化しているとの懸念が示されています。
声明に参加した大学の中には、イーロン・マスク氏がXを買収して以来、オーナーの意向に沿ったコンテンツが優先されるようになったとの指摘もあり、マスク氏の影響力が問題視されています。
さらに、マスク氏がドイツの右派政党である「ドイツのための選択肢(AfD)」を支持し、同党への投票を呼びかけていることも、教育機関がXを利用しない理由の一つとされています。
このような背景から、大学や研究機関は、Xが社会に与える影響を懸念し、その利用を断念することを選んだのです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5574871482b8e10a0dcbcb70d840a74f9c9cc78b
ドイツとオーストリアの大学がSNS「X」の利用を中止した理由について、多くのコメントが寄せられました。
主な意見として、SNSの中立性が欠如していることや、偏った情報が流布されることへの懸念が挙げられました。
特に、特定の政党や団体への支持を表明することが、大学の教育理念と相反するとの指摘がありました。
また、SNS上での情報の真偽が不明確であることも、利用を躊躇させる要因となったようです。
さらに、イーロン・マスク氏の運営方針が問題視され、彼の思想に共鳴できないという意見もありました。
利用者は、自身の価値観と合わないSNSを避ける傾向が強まっていると感じられました。
多様性を重んじる社会において、異なる意見が共存することの難しさも浮き彫りになり、大学がこのような判断を下す背景には、社会全体の情報環境の変化があったと考えられます。
ネットコメントを一部抜粋
SNSで高い自由と高い倫理を両立するのは難しい事です。
やはり、SNSである以上は中立であるべきで、偏っているのは問題です。
SNSは便利である反面、内容については真偽不明なものが多々あります。
特にヨーロッパのアカデミアでは、公的な情報流布はLinkedInに移行しています。
価値観が相いれないのはしょうがない。
それは多様性やろ。